August 11, 2009




本の同時読みトレーニングで並列思考を鍛える


 脳機能学者の苫米地英人さんによると、並列思考をトレーニングする方法として、もっとも手軽にできるのが「本の同時読み」なのだそうです。

 二冊の本を同時に読むなんて、考えただけでも脳がこんがらがりそうですが(笑)、苫米地英人さんいわく、「はじめはまったく読めないかもしれませんが、何度か繰り返しているうちに、ページを見ただけで内容が一瞬で理解できるようになります」とのこと。

 意識上では読むという行為をしていなくても、視覚でとらえた情報が脳に伝わり、無意識が認識しているのだそうです。

 やり方は、まず、2冊の本をテーブルに置き、1冊は右手で、1冊は左手でそれぞれの本をめくっていきます。

 読み方としては、左右の本をそれぞれ一行ごとに読むのではなく、パッと開いた瞬間に全体を認識するようなイメージで読み進めていきます。

 一文字一文字読もうとすると、読むという行為が意識化してしまい、シリアル思考に陥ってしまうのだそうです。

 あくまでも全体をパッと見る感じで読んでいくことによって、”無意識”で読むようにします。

 これは、いきなり文字数の多い本でやるのは難しいので、初めは写真集などでやっても良いようです。

 苫米地英人さんによると、文字も写真も視覚情報であることには変わりはないので、写真集でも十分に並列思考のトレーニングができるとのこと。

 写真集を使うときは、左右の写真集をパッと見て、それぞれ写し出されている世界を体感するようにします。

 例えば、右の写真集がアフリカの動物を撮ったもので、左の写真集が東京の町並みを撮ったものならば、右の写真集を見ながら、「ライオンは強そうだけど、怖いな」「この動物の動きには躍動感があるな」「アフリカのサバンナは広大だな」・・と、1枚1枚の写真ごとにイメージを膨らませていきます。

 これと同時に、左の写真集を見ながら、「新宿はすごく人がいるな」「渋谷のこの場所には、私も行ったことあるな」・・とイメージを膨らませていきます。

 脳の中で、常に2つの写真集のイメージが、同時に広がっていくような感覚をキープしてください。

 2冊に慣れたら、3冊、4冊と冊数を増やしていきます。
 そして、文字数の多い本にもチャレンジしていきましょう。

 このトレーニングを行うことで、脳が無意識で思考や認識をすることに慣れ、脳の並列度が上がっていきます。


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