May 27, 2008
「天才になる瞬間」 斎藤孝 著 青春文庫
斎藤孝さんの言葉。
「人は誰でも、天才の領域に突き抜ける潜在力を持っている」
この本のサブタイトルは、「自分の中の未知能力をスパークさせる方法」
私達は誰でも、自分の中に眠る未知能力をスパークさせることによって、天才になる潜在能力を秘めている・・!?
この本は、「天才」と呼ばれる人たちがどのように自分の中に眠る潜在能力を開放し、天才の領域へ突き抜けていったのか?という、天才たちが潜在能力をブレイクさせていくそのプロセスを辿り、「天才」とは何か?「天才になる」ということはどういうことなのか?人が「天才」へと突き抜けるその瞬間を捉えた、天才になる技術と極意の全てを学ぶことができる一冊です。
この本の中で「う〜ん・・」と唸ってしまった記述。
それは、「本当に必要なのは情報ではなく、編集する能力だ」というところ。
本書ではそれを、天才作曲家・モーツァルトの人生にスポットを当てて、人類史上に残る天才的傑作を生み出していったその創造のプロセスを辿ることで、分かり易く説明しています。
斎藤孝さんの解釈はこうです。
まず、モーツァルトの頭の中には、彼以前の音楽家の作品が膨大な情報として蓄積されていた。
そして、蓄積された情報を自由自在に操ることができた。
その上で、自分なりのアレンジを積み重ねていくうちに、独創性に溢れる作品が生まれてきた。
「天才」って、何か神がかり的で、何もないところから作品を生み出す・・っていうイメージがありますが、斎藤孝さんは、それを全否定している。
つまり、「天才」と呼ばれる人は、生まれた時から天才なのではなく、まず前提として、知識や学問、経験の積み重ねがあって、そこからうまれた知恵を加工・編集することによって、全く新しいものを生み出すことができる人。ということなのです。
「天才」と呼ばれる人は、何も、「特別な人」や「神に選ばれた人」ではなく、天才は「積み重ね」によって生み出される。と言ってもよいのかもしれません。
斎藤孝さんは、こう述べています。
自分の中に蓄積された情報を、自分なりに再編集し、他の人にはマネのできない自分だけのスタイルで「カタチ」にする。
その方法をつかんだ時が、「ブレイクスルー」する瞬間なのです。
「天才になる」ということ・・。
それは、勉強し、経験し、そこから得た学びを積み重ねていくこと。
それが、天才になる最初のスタートラインである。・・ということなのでしょうね!
※内容情報・著者紹介・目次が読めます。
天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法 (青春文庫)
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