August 26, 2008
瞑想の目的
瞑想の目的は、ズバリ、「脳内麻薬」を出すことにあります。
瞑想が深くなると、人間の脳の中で「脳内麻薬物質」(快楽ホルモンとも言う)が分泌されることが知られています。
分子構造はコカインやヘロインなどの麻薬に似ていますが、人間の脳内で生成されるものなので、麻薬のように神経がボロボロになってしまうような副作用はありません。
瞑想をすると、大変気持ちが良くなったリ、幻覚を見たりすることがあるのは、この脳内麻薬の作用なのです。
それではなぜ、この物質のおかげでそういうことが起こるのでしょうか
人間の脳の前頭葉には、A10神経(エー・テン神経)と呼ばれる神経があります。
これは、人間の創造性や快楽を刺激する神経で、例えば「楽しい」とか「わくわくする」といった気分のときは、このA10神経(エー・テン神経)が興奮しており、人間にやる気や創造性を発揮させるのです。
そして、このA10神経(エー・テン神経)を興奮させるのが「脳内麻薬」の役割なのです。
右脳教育・右脳学習の第一人者である七田眞先生は、著書「天才脳のつくり方」の中で、「毎日5〜10分の瞑想をするだけで右脳が開花する」と述べています。
これもおそらく、脳内麻薬の作用によって右脳のA10神経(エー・テン神経)が活性化され、右脳の持つ潜在能力(創造性やイメージ等)が覚醒した結果であると推測できます。
脳内麻薬は現在20種類以上も発見されていますが、中でも重要なのが、セロトニン・ドーパミン・β−エンドルフィン(ベーターエンドルフィン)です。
中でも非常に強力な脳内麻薬がβ−エンドルフィン(ベータエンドルフィン)で、その鎮痛作用は、モルヒネの5倍以上もあると言われています。
瞑想を行うと、このβ−エンドルフィン(ベータエンドルフィン)やドーパミンなどの脳内麻薬が分泌され、それがもっと高じると、恍惚状態になったり、幻覚を見たりという、「意識の拡大」という現象が起きることがあります。
人によっては、未来のビジョンを見たり、神と出会ったりという、俗に言う「神秘体験」をする人もいます。
この「意識の拡大」が究極にまで高まると、「悟り」という状態に至るのです。
脳機能学者の苫米地英人さんは、ご自身の著書「スピリチュアリズム」の中で、以下のように述べています。
「大量のドーパミンを出し、さらにそれを大脳の古い皮質だけではなくて新皮質の前頭前野まで波及させる。それが抽象度が上がってIQが高くなる訓練法であり、それによって釈迦が悟ったわけです。」(一部概略)
瞑想するということは、脳内麻薬を分泌させ、自己の意識を拡大し、秘められた潜在能力を開放するということ。
言い換えるなら、自己という意識を超越し、人類の意識のみならず、宇宙の意識とつながること。
きっと、悟りを開いたと言われる弘法大師(空海)や釈迦は、この意識状態にまで到達した存在であったと言えるのでしょう。
※参考にさせていただいた書籍
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