October 19, 2008
絶対的な説得力を生む抽象度の高い話し方
「説得力」というと、ビジネスでの営業の現場であるとか、面接であるとか、人前で話す時にも、物事の成否を決定付ける、大きな要因となりうるものです。
これに関して、脳機能学者の苫米地英人さんによると、「確実な説得」には、相手よりも高い抽象度で臨むことが重要なのだそうです。
人を説得する方法としては、言葉巧みに相手を言いくるめて納得してもらう方法、脅し半分で怒鳴り散らすという方法、というように、「物理的な手段」を第一に思い浮かべるのではないでしょうか。
苫米地英人さんは、それはあくまでも「小細工」であり、成功する場合もあるが多くはうまくかわされてしまい、必ずしもうまくいくとは限らないと述べています。
・・確かにそうですね。
しかし、小細工を使わずに、相手を100%説得する方法があるとしたら・・。それはスゴイことではないでしょうか。
そして、その”スゴイ方法”が、苫米地さんの言う「抽象度の高い話し方」なのです。
例えば、あなたが英語教材を販売する仕事をしていたとしましょう。
そして、ある人に英語教材の購入を拒まれたとします。
・・ここで、説得開始です。
冒頭で書いたように、強面(こわもて)の人を呼んで脅し半分で迫れば、相手は首を縦に振るかもしれませんが、可能性は低いと言えます。
抽象度の低い物理レベル(言葉)の制約の中で相手を説得しようとしても、相手は「自分は脅されて、英語教材の購入を強いられている」と認識し、無意識の反発心を生んでしまうからです。
では、抽象度を上げて、説得するとどうなるか。話し方の一例です。
- この英語教材を製作している会社は、その売り上げの利益の半分を慈善団体に寄付する活動を行っている。
- その会社の目的は、英語教材の販売を通じて、日本人が世界の文化を理解し、友好的な国際貢献を推進していく人材育成をすると共に、世界中の貧困を救うためのチャリティー運動も行っている。
- あなたもぜひ、「世界を救うために」この運動に加わり、目の前の英語教材を購入しましょう。
このケースでは、あなたは「抽象度が高く」、相手は「抽象度が低い」。
東京しか知らない人がアジアを認識できないように、抽象度の低い人間は、抽象度の高い人間の働きかけを認識することができず、故に断ることができない。ということです。
苫米地英人さんいわく
「こんな冗談みたいな話に説得されるわけはないと思いますか?しかし、ほとんどの宗教詐欺はこのような方法で信者の心に入り込んで、”洗脳”していくのです。」
・・つまり、私たちは、無意識に「自分より抽象度の高い人間に取り込まれていく」ということ。
ですから、相手の上をいく抽象思考ができれば、説得は容易になる。ということです。
この思考メカニズムの知識を知っているだけで、あなたの「説得力」は、飛躍的に向上するに違いありません。
※苫米地英人さんによる驚異の英語潜在能力覚醒法
『50倍速英語脳プログラム』
※参考にさせていただいた書籍
仕事力がアップする!!話す技術 聞く技術 (宝島SUGOI文庫)
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