November 19, 2008




「場違い」感をなくすイメージトレーニング


 人生の中で、「場違い感」を経験することがあります。

 例えば、少しムリめの学校に受験しに行くとき。

 周りに座っている生徒が、すべて自分より優秀に見えて、不安な気持ちになる。

 また、スポーツでのアウェイ戦。

 慣れない土地で、慣れない環境。客席には自分たちの味方はいない。異様な雰囲気に飲まれ、自分の実力の半分も出し切れない・・。

 では、この「場違い感」を克服するには、どうすればいいのでしょうか。

 脳機能学者の苫米地英人さんが主張する方法は、「イメージの中であらかじめリハーサルをしておく」というもの。

 もし、アウェイの街で試合をするなら、イメージの中でアウェイの街に行ってみます。

 それが全く知らない土地なら、予め旅行ガイドブックを読んだり、その土地に関する資料や写真を集めて見たりしておくだけで、それほど不安感は抱かなくなるそうです。

 そして、その資料をもとに、自分が実際にその場にいるイメージを描く。

 ここでのポイントは、五感をフルに使って、より臨場感のある、リアルなイメージを持つことが重要。

 「敵の応援団の出す騒音はどんな風に聞こえるだろう?」とか、「インターバルでのどを潤すスポーツドリンクの味は?」とか、とにかくその場にいて、本当に騒音が耳に聞こえたり、ドリンクの味がリアルに感じるまで、徹底的にイメージする。

 もちろん、受験の場合も同じ。

 イメージの中で志望の学校に行き(事前に本当にその学校に行ってみる方がより鮮明なイメージをえられるのでなお良い)、自分が能力を最大限に発揮して、周囲の受験生を圧倒している姿を、臨場感を持って、何度もイメージする。

 このように、イメージの中で十分にリハーサルをしておき、心身ともにリラックスした状態ができていれば、アウェイの場合や、ムリめの志望校でさえ、すでに自分のイメージの中では、「ホーム」と同じような、心地よい、くつろげる空間へと変わっているのです。

 苫米地さんによると、このような精神状態にもっていくことができれば、今まで見えなかったその場にある情報をどんどん察知して受け入れることができ、創造的無意識も働くことができるのだそうです。

 その結果、気づきようのなかった情報が入ってくるようになり、思いもつかなかった解決策やアイデアが浮かんでくるようになるそうです。

 このイメージトレーニング方法は、ビジネスでのプレゼンテーションの場面や、高所恐怖症の克服などにも応用が可能です。

 ポイントは、事前の資料集めと、五感をフルに使った臨場感。そして、リラックス。

 これで、どんな場所に行っても気後れすることはなくなります。

 イメージのもつ力って、本当にすごいですね!


※参考にさせていただいた書籍
  努力はいらない!「夢」実現脳の作り方

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